効能豊かな泉質と特徴

温泉と言っても効果はもちろん温度や色、臭いや味などさまざま。
代表的な9種類の泉質と特徴をご紹介します。
ご自分の体調に合った温泉を選びましょうね。

1 単純温泉
日本で一番多い温泉。単純温泉とアルカリ性単純温泉に分類されます。
保湿効果があり、刺激は最も低い。
【適応】高齢者の保養 病後・手術後の静養
【飲泉】尿量が増す


2 塩化物泉
「熱の湯」と言われ、浴後、皮膚に付着した食塩が体湿の発散を防ぐため、保湿効果が高い。なかでも、刺激が弱いところは高齢者向き。
【適応】殺菌効果 筋肉のコリを和らげる。 冷え性 病後の静養


3 炭酸水素塩泉
「美人の湯」と言われ、アルカリ性で各室を軟化し、肌が滑らかになります。
皮膚の洗浄作用があり、かゆみを和らげる。浴後は保湿剤でのケアが必要。
【適応】湿疹 アトピー性皮膚炎 老人性掻痒症
【飲泉】慢性胃・十二指腸潰瘍・逆流性食道炎 痛風 高尿酸血症の尿酸排出


4 硫酸塩泉
血液に多くの酸素を送りこむ作用があり、保湿効果が高い。創傷治癒促進効果
【適応】高血圧症 動脈硬化症 手術後の静養
【飲泉】慢性便秘の改善 胆石・胆石手術後の静養


5 二酸化炭素泉
「泡の湯」と言われ、炭酸ガスが溶け込んでいるので小さな気泡が放出されます。
血液の循環を促進し、心臓に負担をかけずに血圧を下げます。
低温で保湿効果も高い。
【適応】高血圧症 しもやけ 冷え性 自律神経失調症
【飲泉】食欲増進


6 鉄泉(含銅・鉄泉)
鉄を含み、刺激が強い。造血作用があります。乾燥肌の方や高齢者は、浴後、真水で流すほうがいいでしょう。
【適応】リウマチ 鉄欠乏性貧血症
【飲泉】リウマチ 鉄欠乏性貧血症


7 硫黄泉
腐った卵のような臭いがします。源泉や噴気孔には黄白色の硫黄が結晶を作り「湯の花」になります。血圧を下げる作用や殺菌作用があります。
刺激が強いので、湯ただれに注意。
【適応】かゆみのある皮膚疾患(慢性湿疹) 慢性膿皮症 高血圧症 動脈硬化症
【飲泉】便秘 高血糖 痛風 高尿酸血症


8 酸性泉(アルミニウム硫酸塩泉・みょうばん泉)
肌や目にしみるほど刺激が強い。殺菌作用が強く皮膚のただれを乾かし、引き締めます
皮膚や粘膜が弱い方は、湯ただれ予防に真水を上がり湯に使います。
【適応】皮膚化膿症 慢性湿疹 水虫など
【飲泉】委縮性胃炎 低酸性・無酸性胃炎


9 放射能泉
微量の放射能を含み、ラジウム泉、ラドン泉とも言われます。
気体で体内に取り込まれ、呼気とともに排出されるので害はありません。
血行促進作用、鎮痛効果があります。
【適応】神経痛 リウマチ
【飲泉】アルカリ性の場合 尿量が増す


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